プーさん

am4:30

うなされ、汗びっしょりで目が覚める。

変な夢だった。

所々しか覚えてないが、新宿のショウベン横丁で
パパイヤ鈴木が、リバウンドの怖さを熱く語っていたところだけは
なぜだか鮮明に覚えておる・・・・。

シーツを洗濯機にぶち込み、キンキンに冷えた麦茶を流し込むと
目覚めの悪さも、体のだるさも消え去り、着替えのシャツとズボンを
バッグに詰め込み、どこか涼しい山奥へと逃亡体制へ・・・。

24時間営業のJOMOにガソリンを入れに行き、お会計を済ませても
いまだ行くところを決めかねている自分(汗)

・・・・どうしましょ!?


最近行ってなく、涼しいところ・・・・標高1400m以上!!

そうそう、久しぶりに長野県千曲川の上流部、金峰山川に行こう!!

ぶどう峠を越え、相木に入った頃には8時を少し過ぎた頃。
23℃のドライな高原の空気を、体全身が夢中で吸収しているのが
手に取るようにわかる(笑)

高原レタスの畑の脇に咲く、ちっちゃな・ちっちゃなヒマワリの整列の
最後尾に一緒に並んでみる。

そして、ちっちゃく・ちっちゃく前にならえ♪
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流石にお盆明け・・・

魚さんは、なかなか釣れてくれない。

それでもなんだか今日は、川の中を歩ける事の喜びが
自分のテンションをあげてくれる。

10cmのイワナを一匹釣り上げ、そっとリリース・・・。
すごい勢いで深場にすっ飛んでいく姿が可愛らしく、しばらくその場所に
座り込み、淵を覗き込むが・・・相変わらず静まりかえっている。

フライを変えようと、座ったまま左のポケットに目を向けると
左前方4mに黒く動く物体が視界に入る・・・・。

プーさん!?

こちらにお尻を向け、しきりに何かを掘っている様子で、幸いにもこちらの存在には
気づいていない様子。
初めての出会いが、こんな至近距離・・・、その上思っていたよりデカイ(汗)

這うように対岸に渡り、下流側に引き返す・・・。
30m下流にキャンパーがいたので、教えてあげようと思ったからで、
虫取りに夢中のお父さんとその娘さんに声をかけた時には、全身から汗が噴出していた。
それが暑さ・疲労からくる汗なのか、冷静ではあったが、極度の緊張からくる冷や汗なのかは、
ご想像にお任せしますという事で・・・(笑)
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「私たち、食べられちゃうの!?」

真剣にお父さんに聞く女の子の質問が聞こえるが、お父さんはその辺に散っている
他の子供たちを集めることに必死な様子。

「熊さんは音を出しているとこっちに来ないから、なんかお歌を歌っていれば大丈夫だよ!」
そんな会話を残して、その場を後にしたのだが・・・、白樺並木の中に響く

♪歩こう 歩こう  私は元気・・・  ♪

熊さんに食べられないように、必死で歌う女の子の声がしばらくこだましていた。


車に戻ろうと、キャンプ場入り口のゲートまで着たが・・・鍵がかかっていて出られない(涙)
周りは鹿避けのフェンスで行く手をさえぎられ右往左往・・・・、
仕方なく他の出口を探すことを考え、来た道を引き返すことに・・・。


正直・・・嫌だ・・・。


歩き始めて数分、先ほどのプーさんとの出会いの現場より200mほど上流だが、
ノッシ・ノッシとこちらに歩いてくる姿が・・・。

早くも再会ですなぁ~・・・(汗)

30mほど離れているが、今度は正面・・・。
腰の熊さん撃退スプレーの安全ピンを抜き、ウルトラマンのスペシューム光線のように
腕を十字にして構える(なぜ、そうしたかは今でも不明・・・)

何か声をかけてこちらの存在を伝えなければ・・・

そんな、以前雑誌で読んだことのある豆知識を思い出し、とっさに一言!

「コケコッコー!!!」
でも、なぜこの一言・・・・(笑)

自分なりに、刺激の少なく弱いものの象徴・・・・と、言うことだったのか(ガッハッハ!!

立ち止まったプーさんと、しばらく睨めっこ・・・

「向こうに行って・・・お願い・・・」
なぜだか、オネー系のフライフィッシャーに変わりつつある自分。

威嚇のためなのか、立ち上がったプーさんに、本当にごめん!と、何度も謝る自分・・・。

ほんの数分であったろうが、まぁ~長く感じたこと・・・・。

心から謝ったこと(悪い事してないが・・・)が通じたようで、
方向を変えてくれたプーさんは、山の中へ消えてくれたのですが、
一日に2度の対面に、ひと夏の思い出として忘れられない一日となったのであります♪


女の子も、お歌を歌ったおかげで食べられずに済んだようで・・・(笑)
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by summerdun | 2010-08-18 13:03 | Fly Fishing
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