それでもって、言うんなら・・・

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2月の16日が解禁の千曲川。
毎年、一足早めの解禁に、2月からソワソワして
雪降る川上村へ、通う事になるのだが・・・、
ここ数年の、そこまでしてまで・・・感が、なかなか重い腰を
持ち上がらせてくれない(涙)

雪が降ろうと、風が強かろうが、我慢さえ出来ればそれなりに
マッチ・ザ・ハッチの釣りをさせてくれた千曲川。
しかしここ数年、ヤマメの成魚放流をするようになってから、
以前のような、イワナのライズ釣りが難しくなっているようなのだ。
ガガンボ、シロハラ・コカゲロウ、カディス・・・。
大量の羽化は見られるのに、ライズの数はほとんど皆無。
そんな状況下での釣りになると、ある程度の期待が持てる
今の時期にしか、遠出の釣りは遠慮がちに・・・(笑)

5月半ばにして、今年初の川上村。
午後1時に到着という事で、赤顔橋からその近辺だけゆっくりやれば程度の
のんきな雰囲気での釣り。

雪代がまだ残っているのか、それとも今現在殴りつけている雨のせいなのか!?
普段の倍くらいの水量と、叩きつける雨。
時折 お尻の穴がキュッ!!と締まるくらいの爆音で雷までも・・・・。
それでもタイミングを見計らって釣りをするつもりで、しばらく車で待機を。

結局30分程度、車でラジオを聴きながらお空と睨めっこをしていたが
雨はあがる事は無く、雷だけが治まってくれたので
レインウェアーを羽織って、橋の下のプールへ・・・。
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運よく赤顔プールは、誰もおらずに独り占めできたので
一つ一つ丁寧に、下流側からライズを拾っていく。

魚はいっぱいいる。

ライズも、しっかり釣れる。

5:1の確立で、圧倒的にヤマメではあるが・・・(笑)


4時間同じプールで、結局30匹くらい釣っただろうか。

手のひらサイズのイワナは5~6匹程度。

記憶に残る大物は・・・・、


今までに沢山の思い出になるものを釣ってきた。


長靴、自転車、蛙、鬼ヤンマ、川ネズミ・・・そして今度は・・・。

対岸の巻きを狙っていたら、突然水面から浮き上がる#3のフライライン。
何が起きたのかと思い、ラインを手繰り寄せると、その先には白と黒の生き物。

水面に落ちて、バタバタと溺れる小鳥。
どうやらセキレイの足に糸が絡んだようで・・・(笑)

流石にセキレイは、鴨やアヒルと違い、いつも水辺にいるくせに
全然泳げない様子。

暴れるセキレイを足元に寄せるが、かなり興奮している様子で
こちら側もかなり恐い(笑)

そのままティペットを切って逃がせば、いずれ死んでしまうだろうし・・・

かなり不思議な光景を、沢山のギャラリーにお見せする事に(汗)

それでも何とか捕まえる事ができ、怪我をさせることも無く
逃がしてあげる事もでき、なんだか良い事をした気分に浸っている自分が
今思うと、とっても哀れで・・・(何しろ、自分のキャスティングが下手な事での事故なので)。
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ぶどう峠まで来ると雨はあがり、良い感じで雲の隙間から光がさしていた。

しばらく車を止め、さっきのセキレイを思う。

「別に恩返しなんて、考えなくていいから・・・・。」


セキレイからすれば、いい迷惑な事だったろうけど
手のひらに乗せた事も初めてだったし、なんだか気分が良いんだ♪


「それでもっ・・・て、もし言うんだったら、もうちょっとキャスティングを上手くして!
 君の仲間にも迷惑かからないように・・・。」





既に24時間経過・・・、

恩返し、いまだ実行されず・・・(汗)
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by summerdun | 2011-05-18 17:28 | Fly Fishing
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