am4:00に出発!!

ひと月前なら、東の空もうっすらと明るくなる時間帯なのだが、
8月も半ばになると、依然として闇夜の支配下の中・・・。
お盆も近いこともあり、只でさえ小さな小さな自慢の肝っ玉というやつが、
更に小さくなりどこえやら見当たらなくなってしまう・・・(笑)

でも、行かなきゃ・・・(汗)

いつもなら小さな懐中電灯を片手に、闇の林道を歩くのだが、今回は
夜明けと同時に歩き始める。
ここ数年は、都内からのゲストを案内する事が多かったが、今回の釣行の
相棒は地元の友達。その上、源流大好き人間なので山歩きは得意中の得意!
時間短縮が可能なので、ゆっくりスタートしたのであります。
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車止めから薄暗い林道を約5km、1時間ちょっとをひたすら歩く。
コケのジュウタンに朝日のスポットライトが微かな霧を利用してステージを飾る。
熊笛を吹きながら、静まり返った渓谷に木霊を感じながら最初の休憩地点の
沢と沢の出合いを目指して・・・。
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10分程度の休憩をし、いよいよ更に過酷な山道へ・・・。
ここから更に1時間ちょっとを歩く事に。4kmくらいはあるだろうか!?
すでに滴り落ちる汗と、持ってきた水をほとんど飲み干している状態(笑)
熊笹の覆い茂る森の中に、姿をあまり見せることなく飛び回る鹿であろう生き物の気配に
驚かされながら、一歩一歩踏み進む・・・。いろいろな事を思い、考え・・・。

今頃観光客達は、優雅に流れる長瀞でライン下りでもして楽しんでいる事だろう!
知り合いの漁協のおじさん達は、腰まで荒川の流に浸り、鮎釣りを楽しんでいる事だろう!
アウトドアの好きな友人達は、川辺でバーベキューで盛り上がっている事だろう!!

今僕はその川の、最上流部にいる。そんな人たちの考える事無い、もちろん行ってみたい
なんて思わないであろうが、原始の姿のままの、そして源である・・・・。
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釣りはじめると、ついつい夢中になり全ての注意が疎かになりやすい。
熊撃ちの人達もシーズンには入り込む場所なので、釣り始める前に爆竹をならす。
これが今年初めての花火・・・。
少しだけ夏を感じる・・・(笑)
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釣り始めて強く感じる!
辺りを見回して更に強く・・・。
去年の台風の影響が、この谷間にも大きく出ている。
崩れて真新しい山肌・・・。倒れて行くてを遮る巨木・・・。洗いざらしの川底・・・。
数は釣れるが20cm前後の秩父イワナたち・・・。
種沢から落ちてきたであろう幼魚が無数にフライを突きに来るが・・・。
大きいのがなかなか出てこない・・・(汗)
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連れてきた友人に申し訳なく感じながらも小ぶりのイワナを飽きないペースで釣り進む。

こんな思いまでしてきたのに・・・。

そんな風に思っている事は覚悟のうえで話しかけると、以外にも彼は強く感動している様子。
こんな場所がまだあったんですね♪
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雨上がりの夕日の朱が好きである。
店の窓から西の山が燃え上がる夕日を今年は何回見たであろうか!?

・・・う~ん!?? ちょうど、この方向か!!

店の窓から見上げる西の夕日がこの場所の方角と気付き、釣れたイワナのお腹の朱色と
照らし合わせる・・・。

・・・まったく同じ色だよ・・・。

君は、西の夕日の朱岩魚君・・・。勝手に命名する事に・・・(笑)


12時に下山を同意して、来た道を引き返す・・・。
それでもハイペースで歩いて3時間半。
無事に帰れたことは良かったが、脚がパンパンになっている。
日帰りするにはかなりの覚悟が必要な釣り場ではあるが、これも夏の楽しみなイベント!!
来年もこの場所に来る事を楽しみに、そして沢山の山のエネルギーをお土産に
もう少し頑張れそうな自分に気付くのであります。


源より・・・。
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by summerdun | 2008-08-13 13:03 | Fly Fishing
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