カテゴリ:風景・雲・空・やま( 38 )

かなめトンネル

c0136486_1755117.jpg


秩父を離れたのは、高校を卒業してすぐだったので18歳くらいだろうか・・・。
美容学校が浦和だったので、大宮でアパート生活をしながら、学校が終わると
上尾にあった大手の美容室でアルバイトをしていた。
どうしても美容師になりたかったわけでもなく、就職する気にもなれず、まして大学なんて
行けるほどの金銭的余裕もなければ、もちろん頭もなかったので、なんとなく 「逃げ」 的な
安易な考えだけで、専門学校というゴールなのかスタートなのかはっきりしない大人としてのスタートラインに
並んでしまったわけです・・・・。

始めて秩父を離れ、最初のコンプレックスがこの秩父出身と言うことだった。
美容学校でも、ヤギの美容師にでもなるのか、とか、羊にパーマかけるのか・・・とか、
散々馬鹿にされたことを覚えている。
学校を卒業し、都内で仕事を始めるわけだが、最初に入ったサロンが三軒茶屋と自由が丘を
行ったり来たりと・・・2店を掛け持ちで仕事をすることに。
更に表参道にあるShu Uemuraさんのスクールの門をたたき、1年間みっちりメークアップ漬けになるのだが
その頃から秩父出身って言うことは、なんだか隠していたような・・・・。
熊谷の近くとか、飯能の近く・・・・(w
そんな嘘でその場を誤魔化していたような・・・。
24歳でイギリスに渡り、3年間の美容師人生をロンドンで過ごすことになるのだが、
その頃から、田舎育ちが決して恥ずかしいことでないことが分かり始めたような(w
しっかり自然と調和できる生活のほうが、生き物として自然なことだし、贅沢なんだと
イギリス人から幾度となく教わった。
もう帰りたくなかった秩父にも、何の抵抗もなく帰ってきたわけだし
鮭ではないが、自分の育った水と空気が何よりも心地いい・・・・。
そんなことを思えるようになり、地域の歴史や雑学的な資料を読んでいると
今まで知らなかったこと(もちろん興味もなかったが・・・・)が、自分の周りに溢れ出てきて
忘れないように記憶ならぬ、記録をとるのに大変なったのであります。

だいぶ話がそれたが、今は朝の少しの時間をカメラぶら下げて
懐かしの小鹿野町・・・いやいや、更にもっと奥の倉尾地区に足げに通っているのです(w

本日は、かなめトンネル。
母校である倉尾中学校は廃校となり、すでに無くなっていますが
この中学校の脇にあるトンネルです。
手彫りを強調するかのような、ゴツゴツした質感がなんだか力強く、色々と不思議なパワーを感じ
子供心にすごく怖かった思いでもあります。
最近はこの裏側に新しいトンネルが掘られ、こちらは歩いてのみの通行になりましたが
ひそかに残っておられます。
久しぶりに訪れ、触り、語りかけ・・・・お礼を・・・。


昭和18年12月から黒沢要人氏により、トンネル工事は開始されたようです。
村人の不便を解消したい気持ちが強く、6450円で請け負ってしまったようです。
ダイナマイトで岩を砕き、タガネで岩を掘り進み・・・。
二人の息子さんも、学校が終わると工事に加わり夕刻遅くまで働いたようです。
タガネは小倉沢の鉱山で調達したようです。
戦後はインフレになり、火薬代も高潮したようです。
山林を抵当に入れたり、ご先祖の小判を売り払ったりと。
統制中の木炭を大八車に詰め込み、夜遅く小鹿野の火薬店まで運び、それを火薬と交換したりと・・・。
トンネルを掘れば彫るだけ赤字は増し、資金稼ぎのために出稼ぎまでしたようです。
そんな状態ですので工事も進まなく、見かねた村人達は一軒に6人(日)、工事を手伝うことにしたようです。
女性も土石運びを手伝い、昭和21年7月に15mのトンネルは完成したようです。
村の人々が黒沢さんを称え、かなめトンネルと命名したようです。

完成までに掛かった火薬代だけでも12800円・・・。
この頃の大学初任給が70円
白米10kgが3円の時代ですので12800円が、どれほど莫大な金額かは想像がつくでしょう。
最初に引き受けた時の金額は6450円です。
6350円もの借金をして彫り上げたトンネルになります。

そんなこと何も知らずに子供の頃は通っていました。
もちろん今日でさえ、興味ない人は大人でも知らないでしょう。
 それでいいと思います。
 無理して覚える必要もなければ、触れることも要らないでしょう。
ただし、少しでも興味がある人は、思い焦がれてみるのも敬意を示すにあたると思います。

懐かしい・・・。

そんな感情が沸いてくるものには、何かあるはず。
思い出なんて、そんな大きなものでなくても、子供の頃
「なんでだろう!?」
「どうして?」
そんな、不思議に感じたことでも数十年経っても脳裏のどこかにこびりついているもの(w

今なら調べられます。

ドラえもんはいませんが、子供の頃の  「なんでだろう?」

少しずつ解決していきたいと思っています。
c0136486_21131350.jpg

[PR]
by summerdun | 2015-09-03 21:19 | 風景・雲・空・やま

両神山

c0136486_19521511.jpg



秩父人にとって、故郷の象徴は!?
なんて聞かれれば、ほとんどの方が武甲山って、答えるのではないだろうか。
高校を卒業し、長い年月を東京とロンドンで過ごしてきた僕だが、10年も時間が過ぎると
周りにいた同郷の仲間も、一人二人と都会の生活にも疲れ、もちろん結婚を理由にしていた者もいたが
少しずつ生まれ育った秩父に帰るように・・・。「また武甲山を眺めながら生活するよ・・・」なんて、
捨て台詞みたいなことを言って帰って行く輩を、なんだかかっこ良くも感じたりしたもんだ・・・。

実際僕もそうで、30歳半ばで秩父に帰り、小さなサロンを持つことになるのだが
今のサロンの場所を選んだ理由の中に、窓を開ければ目の前にどっしりとした武甲山を眺めることができたから。
秩父の入り口にサロンを構える僕をいつも高い所から見守っていただいているような・・・時には見張られているような(w   そんな、父親のような存在な山なのです。

その影に、なんだか子供たちには存在感がいまいち薄く感じてしまうのが両神山。
元々、小鹿野町育ちで母親の実家は両神ですので、物覚えがついた時からいつも見て生活してきたのに
なじみが薄く感じてしまうのは、ノコギリ状の山並みが険しさ強調し、子供心に恐い山のイメージがあったので
フォルムの柔らかい武甲山に思いが寄ってしまうのも、仕方がなかったのかな!?・・・・なんて(w

c0136486_20235771.jpg


「他見と接しない純然たる埼玉県の山は両神山だけだ」
日本百名山のなかで、深田久弥も言っているように
群馬県と秩父の県境にそびえる、ひと際存在感を表す山はこの山だけでしょう。
山中豊彦さんの私有地になる白井差新道を歩かせていただきながら
やっとこの山に登れることの嬉しさに足が震えていたような・・・。

c0136486_20333083.jpg

山頂までは3時間くらい。
ずっと登りなのでちょっと厳しくも感じるが、標高が1300mくらいになる頃には
美しいブナの林の中に身を置くことができるので、体力的にも甦るはず・・・(w

c0136486_20402212.jpg

両神山の山頂で何を叫ぼうか!

47歳のオッサンが真剣に考えることなのだろうか!?

それでも僕の部屋の左の窓から見える武甲山と、右の窓から見える両神山。
幾度も登っている武甲山と、今回初めて登る両神山。
これでやっとふたつのシンボル山に登ることができる。
なんだかやっと秩父人として神々に受け入れられるような・・・


どうか  よろしくお願いしま~す!!


よく分からなかったが、搾り出した一声がこれだったことは
下山して少しおかしくも感じたが、素直で良い言葉が出てきたことに
嬉しさも感じました(w



日本武尊がイザナギ  イザナミの二神を山頂に祀ったことから両神山になったといわれる説も!


お二人の神様にも


よろしくお願いします!



届いたでしょうか!?(w
[PR]
by summerdun | 2015-07-17 20:21 | 風景・雲・空・やま

長瀞アルプス

c0136486_17205438.jpg


長瀞アルプス・・・。
去年から気にはなっていたが、なかなか重い腰が上がらず、
ここ最近、やたらとTVやら登山雑誌で取り上げられているのを眺めていたら、
そろそろ歩いてみようかなぁ~・・・って事で、先日のお休みにの昼前に
今年の春に買って、一度も使用していなかったオスプレイの28Lのバックパックを背負い、
野上駅から一人トレッキング開始したのでした。
c0136486_172197.jpg

紅葉もすでに終盤戦。
それでもまだまだ楽しめるし、ここ最近の秩父ブームは凄いので、いくら火曜日とはいえ
数人の登山者に会うことだろうと考えていたが、宝登山山頂までの1時間あまり、
一人の登山者にも会うことはありませんでした。

はて!??

c0136486_17254253.jpg

山頂といっても497・1mあまり・・・。
低山ですが、それなりに眺めは最高!
日本人なら富士山が好きなように・・・
秩父人なら武甲山が好きなように・・・
小鹿野人は両神山が好きなのであります♪♪

遠くに見えるノコギリ状の山肌を見ていると、なんだかホッとしますわ・・・。
c0136486_17334714.jpg

宝登山神社奥宮で開運お札を買い、一気に下山し、線路を越えるのだが・・・・
踏み切りの無い線路を横切るのはなんと初めて(w
なんだか妙に興奮して、線路の真ん中に立ち写真なんか撮ったりして!
c0136486_17382915.jpg

視線を感じると思ったら、白黒のブチ模様の猫がじっと見ているので
それではそれでは、君の名前は {牛子}と名づけましょう!と言ってみたりしながら・・・・。

野上駅から宝登山経由で長瀞駅まで、10kmと書いてあったので
13kmくらい歩いたことになるだろうか!?

秩父に住んでいても、なかなか長瀞周辺を歩くことは無いので
今回はすごく新鮮だった!

今年、雪が降ったらもう一度歩きたいと思った。
スノーシュー、もしくはワカンを買って、雪山デビューを企んでおります。

年々、パワフルになるワタクシであります!(w
[PR]
by summerdun | 2014-11-20 17:51 | 風景・雲・空・やま

すぷらいと

c0136486_14164897.jpg

(中央の木の右脇の、小さい三角形の山が雲取山です)







なぜ、山に登るのか!?

仕事をしていて、よくお客様に聞かれる。

これといって、明確な答えらしいことは言えず、ありきたりの言葉で誤魔化してきた。
達成感  爽快感   自然との調和  
なんだかんだと色々とそれなりの言葉は出てくるが、いまいちピンとこないのが現状・・・。
まだまだ行ける!そう思い続けてきたが、最近の老眼らしき症状を認め始めた時から
体力、気力全てにおいて、少しずつではあるが衰えてきていることを再確認している。
だからといって今さら楽チンな事を選ぶはずも無く、まだまだ沢を歩きたいし野山も駆け巡りたい。
来年も10年後も同じように過ごすために、時々体を虐めているんですよ・・・なんて、説明しても
長ったらしくて・・・(w
だから、ここ最近は一言でこんな言葉を選んでいる、

これからの人生で、今日が一番若いんだから!!

老いは仕方ないが、衰えは遅らせることができると信じている。
そしてこれから何を挑戦するにも、今が一番若いって事も間違っていない。
だからこれからも、どんどんチャレンジするから・・・って(w
c0136486_14373780.jpg

真夏の雲取山は、本当に辛かった・・・。

13kgにもなるバックパックを背負い、6時間の道のりも
一人ぼっちで歩いてる山道は、自分自身の頭も心も空っぽにしてくれた。
滝のように流れ落ちる汗も、仕舞いには拭うことも面倒になり、そのままもくもくと歩き続けた。

大ダワを過ぎ、しばらくの尾根道を歩き最後の男坂を登り始めた時、ふっとある言葉を思い出す。
それなりの準備はしてきたつもりだし、衰えたとはいえ、休みの度にあちこちの渓流や沢を
歩き続けているのに・・・。   辛い・・・。

思い知らされる。

どう逃げ回っても必ず襲いかかるこの言葉・・・。
痛感させられる  はっきりと見せ付けられるって事(w

いや、もしかしたら自ら思い知る為に登っているのかもしれない・・・なんて・・・。

c0136486_1601232.jpg

裸電球が妙に懐かしく感じるが・・・もちろん、そんな生活なんてしたこと無い・・・。

c0136486_1611624.jpg

8時半に消灯なのでライトの明かりで読書するが・・・静か過ぎて、なんだかシーンという
雑音がうるさく感じる(w  分かってもらえるだろうか・・・。

c0136486_16102633.jpg

結局なかなか寝付けず、何度も外に出て星空と、遠くに輝く東京のネオンを東京で一番高い所から
眺めることに・・・。

c0136486_16182966.jpg
4時半起床、5時より朝ごはん!

さっさと食事を済ませ、サブバックに携帯電話とカメラを入れて雲取山頂まで。
携帯電話でとりあえず写真を撮ろうとするが・・・バッテリーが・・・あれれ(汗
ではカメラを・・・、うん!?無い・・・。
持ってきたつもりがどうやらバックパックに忘れたようす・・・。

はい、写真ありません。

暑くなる前に少しでも早く下山したいので、宿のスタッフの方々にお礼を言い、6時より昨日来た道を
足早に歩く。
c0136486_16201762.jpg

突然出てくる鹿に腰が抜けるくらい驚くが・・・鹿君はだいぶ人馴れしている様子。
草食動物に完全になめられているワタクシ・・・はい、これでも一応人間様!!
c0136486_16274539.jpg

今日はまだ、僕の前を歩いている人はいないはず。
緑のコケと緑の葉・・・。
木々の隙間からすり抜けてくる朝の光も、なんだか緑おびている様にも見えて美しい。

昨日の疲れは残っているが、そんな背景が背中を押してくれているようで
足取りはなんだか軽い。

休んでも腰は下ろさない!
本日のテーマを決めて歩き続ける。
一度、バックパックを降ろすと、ほんともう、歩きたくないよ~!になってしまうので、
大きな木に寄り添うようにして体を休め、筋肉が硬くなる前に歩き出す!そんなことを繰り返し4時間。
もうすぐ今回の登山も終わりを迎えようとしている時に、三峯方面からの登山者が!!
すれ違う時にお久しぶりです!! なんて・・・。
数年前に秩父から那須に移住されたお客様ではありませんか・・・。
「あれれ・・・どうしてここに!??」
そんな僕の質問が聞こえたのか、聞こえなかったのか・・・帰ってきた言葉は
「釣りですか!?」

!???   だって・・・。

笑いながら、川どこにあるのさ!!って聞き返したら
そうですよね・・・って(w

どこにいても釣りのイメージが染み付いているようで、嬉しいのか何なのか・・・はい。自分でも分かりません。

久しぶりに子供を連れて遊びに来たという彼に別れを告げ、残り30分を駆け足で下山。
c0136486_16513165.jpg

最後の鳥居を出たところで、振り返りサンバイザーを取り丁寧に一礼!
神の領域に勝手に入らせていただいたことと、無事に下山できたことのお礼を告げ、
今までに無いくらいのスピードで売店まで行き、冷たい冷たいスプライトを♪♪

スプライト・・・なんて爽やかな名前でしょう!
スプライト・・・なんて清清しい響きでしょう!!

紅葉の時期に、もう一度思い知らされた後のスプライトをしようと思うのでした!!

      おわり
[PR]
by summerdun | 2014-08-07 17:07 | 風景・雲・空・やま

武甲山

c0136486_1852383.jpg

近くて遠かった山、武甲山。
毎朝おはようを言うのだが・・・一度も登ったことがなかった。
いつでも行ける。
そう思い続けて40半ば(w
梅雨の合間の月曜日、急に思い立って11時から登山開始!!
c0136486_1856948.jpg
c0136486_18562014.jpg

雨は降っていないが、蒸す杉林に所々霧が・・・。
ジグザグに高度を上げていく杉林の中の登山道を登っていくと
傾斜の緩む大杉の広場に着く。
山頂よりも、僕の本当の目的はこちらにある大杉を眺め、その巨木に触れること!
御神木好きの僕にはたまらない魅力♪
c0136486_19454650.jpg

かなりの迫力に、しばし呆然。
c0136486_19473448.jpg

一礼してから、ほっぺスリスリ。
二礼してから、セミになってみたり・・・。
c0136486_1949394.jpg

山頂から、我がサロンを眺めちょっとだけ  ウルッ・・・としたり(w

2時間ちょっとで山頂までは行けますが、なかなか歩きにくい登山道でした。
沢山の方が登る山ですので、しっかり整備してあることが、逆に僕には歩きにくく、
ある意味、良いトレーニングになりました。
c0136486_19535315.jpg

最後に鳥居の狼様にご挨拶をし、秋にもう一度くることをお伝えして帰りました。

クエン酸飲み続け、筋肉痛もなく、まだまだ行けると確信した46歳。
早く雲取山登りたい。
南アルプスも行きたい。

まだまだ地球歩き続けます。
[PR]
by summerdun | 2014-07-11 20:02 | 風景・雲・空・やま

おめでとうございます!

c0136486_11393235.jpg


新年、明けましておめでとうございます!!
今年も、よろしくお願いします。

元旦は、朝の5時少し前より、山梨県の本栖湖の脇にある竜ヶ岳に
ダイアモンド富士を見に、登山に行ってきました。
登山道は、雪と氷でアイゼンを履いて、ヘッドランプを装着しての
かなり本格的な装備でしたが、登山道はしっかりしていますし、なにより
とんでもない人の数でしたので、なんだか不思議な感じでした・・・。
山頂までは2時間くらいで登れるので、体力的にはさほど問題は無いのですが、
慣れないアイゼンと、寒さによりトイレに行きたくても公衆トイレはないし、
登山道から離れてできる場所も無く、とにかく終始人の列ができていますので・・・(汗

なるべく水分を取らずに、我慢して下山までこぎつけましたが(w

c0136486_11482465.jpg

9時には下山できたので、そのまま雁坂峠を越えて三峯神社まで初詣に!
毎月1日にのみ発売される御神木の気守。
最近、パワースポットブームで、三峯神社のこのお守りも、かなりのブームらしく
入手が困難だと聞いておりましたが、時間帯がよろしかったのか、何なりGet!
整理券を鳥居の前で受け取ってからになりますが、待つことなく(w

某占いでは、今年の運勢は大殺界のど真ん中!・・・だって。

そんなこと気にせず、今年も山や川を走り回ることにしましょう!!

今年一年がすばらしい年になりますように、
皆様ヨロシクです!!



僕だけ、本日より仕事いております♪
[PR]
by summerdun | 2014-01-03 11:58 | 風景・雲・空・やま

今日も登っています。

c0136486_1142259.jpg

前日のゴルフコンペ参戦と、その後の打ち上げに参加し
朝起きると筋肉痛と、軽い頭痛が・・・。
それでも歩く気満々で準備しておいたので、サロンの床に寝てた寝袋とマットを片付け、
アミノ酸とクエン酸と頭痛薬を一気に飲み込み、午前10時に三峯の駐車場へ!!

どこまで行けるか分からんが・・・4時までに下山できればいいか!
そんな感じで雲取方面に向かって歩き出す。
c0136486_11485489.jpg

広葉樹林の方が好きだが、朝の光が差し込む杉林も好き・・・。
どの木か分からないが、そっと覗き込まれている気がする。
それが神様なのか、それとも何かその他の霊気なのかは分からないが、
そんなに怖い感じも無く、ただただ空気がピリピリと張り詰めている感じが
たまらなく僕を謙虚にさせる・・・(w

まだまだ・・・ですか・・・!?

まだまだ・・・ですよね・・・。

よく分からんが、何気に出てくる言葉が自分を笑わせる・・・。
そう、今日も沢山思い知らされてみよう・・・か、
なんて・・・。
c0136486_11585188.jpg

歩き始めて30分。
僕の15m先を、ゆっくり進むオレンジ色のウエアーを着た、年配のお爺さんを見る。
今までに聴いた事の無い、なんとも言えない綺麗な音色の熊ベルを着けている。
申し訳ないが、あまりにもゆっくりなので、一気に抜かさせてもらおう!
バックパックを一度降ろし一枚上着を脱ぎ、汗で蒸れた身体が湯気を立てて冷えていくと
もう少し「歩かなければモード」 に、スイッチが入る。(w
緩やかなカーブを曲がった所で、追い抜く為に加速するが・・・!??
お爺ちゃんがいない・・・。
下に落ちるような所でもなく、枝道がある訳でもなく・・・。
しばらく早足で歩き、あたらを探すが・・・いない。
先程まで 「キーン・キーン♪」
と、かなり高音で鳴り響いていた音色もまったく聴こえない(汗

狐に摘まれたような感じだが・・・、なぜかこれまた怖い感じもせず、
世の中には色々と不思議なことがあるから・・・と、ひたすら前に歩くことに専念しようと!!

c0136486_12512971.jpg

お清平まで来ると真冬の寒さ・・・。
せっかく買ったグローブを忘れ、辛い思いをするが前白岩までは行けそうなので前に進む。
山道の脇には、常に霜柱が立っているので、午後12時なのだが0℃以下なのだろう・・・と。
c0136486_12571533.jpg

まぁ~、ここまでノンストップでくれば、立派なトレーニングになったでしょう!!
・・・と、勝手な満足感で下り始めるが・・・、まだまだ歩かなければ(汗

クエン酸が効いているのか、足の疲れも無く順調に歩けるのだが・・・オシッコがやたらと近く感じる。
一度枯葉の上を、ものすごい勢いで走り去る鹿に腰を抜かすくらい驚くが、
この時期でも沢山の登山客が三峯ルートを登ってくるので、あまり寂しい感じはしない。
c0136486_14412223.jpg

どうしても雪山登りたいので、時間の限りトレーニングを・・・。
無理言って、友達と1月の雲取に登る事が決まり、不安と楽しみが入り乱れている今日この頃。
c0136486_14172363.jpg

晩秋の三峯の枯葉の上を歩く音と、凍える冬を知らせる吹き付ける風と・・・。

何の為に、何の目的なんて・・・

今回も使わせていただくなら、思い知らされるために。
そして、思い知るために・・・。

多機能な大人になりたいと考えていた20代・・・。

そして

多目的な人になりたいと考え始めた40代・・・。




その為に・・・

なのかも。
[PR]
by summerdun | 2013-11-21 14:33 | 風景・雲・空・やま

M

c0136486_1631848.jpg

初登山♪
三峰ルートで雲取山まで・・・。
かなりの不安はあったが、なんとか6時間でたどり着くことができました。

あれだけ釣りで山や谷を転げまわっていたのに・・・自分でも呆れるくらいの体力の無さ・・・(涙
自分の前を歩いている友人に離されまいと、歯を食いしばって歩くのだが、
登りが続くと・・・息が切れる自分。
足腰はまだまだ平気・・・しかし息が切れる・・・。

真剣に禁煙しよう!

そんなことを考えながらの登り坂(w

c0136486_16121337.jpg
c0136486_16145936.jpg

へっぴり腰で岩場を渡り

絶景で二人で記念撮影なんかしながら


俺・・・ 
何やってんだろう・・・・
こんな辛い思いして・・・・


なかなか結論なんか出てこない。
とりあえず前に進まなければ、目的地までたどり着く事ができないのは事実。

流石に雲取山荘にたどり着いた時には、ヘタレこむ自分・・・(w

しばしの休息の後、山頂までの2kmは自分ひとりで行くことに。
c0136486_16231927.jpg

ガスっていて、何にも見えないが・・・、とりあえず、東京都で一番高い山制覇♪

c0136486_1627114.jpg
c0136486_16272655.jpg

山の夜は早い・・・。
食事を済ませ、8時には消燈。

なかなか寝付けない自分は、ヘッドランプをつけて、外に出て夜空鑑賞。
田舎育ちで十分に星空を眺めてきたつもりだけど・・・何かが違う・・・。
30分ほど眺めていたが、なんだか涙が出てきそうなので、部屋に戻り布団に潜り込む(w

c0136486_16335140.jpg

翌朝、朝食を済ませもう一度山頂まで・・・。

しばらく ぼ~っとする時間が取れたので、お日様が顔を出すまで色々な思いにふける。

フライフィッシングも・・・そう・・・だ。
もちろん、登山も・・・。

なんとか搾り出したひとつの言葉に、妙に頭が軽くなった気がした。

「思い知ること」 

いや!?

「思い知らされること」  が、相応しいだろうか(w

万全に準備をしていったつもりでも、自然相手にことごとく打ち砕かれる。


俺ってこんなものか・・・

まだまだできるだろう!?・・・

そんな繰り返しがたまらなく刺激的なのか!?(w

近いうちに20kgのバックパックを背負い、テント泊でもしているときに、強風&強雨にでもなったら
自分は冷静に行動やら判断ができるのか・・・。

そこでまた、大きく思い知らされることだろうが・・・。



雲に隠れていたお天道様が、少しだけ顔を出した瞬間
ひとつだけお願い事を・・・


これからも沢山、思い知らせてくださいませ♪


かなりの M でしょうか!?・・・・・。
[PR]
by summerdun | 2013-10-31 16:53 | 風景・雲・空・やま

ぼんやりと・・・。

c0136486_13304948.jpg

高校を卒業するまでの18年余りを過ごした小鹿野町の日尾地区・・・。
合角ダム建設に伴い、僕が美容師として都内で働きだした頃に
この場所から、もう少し街の方に引っ越したわけだが・・・、20数年間
よその土地で生活していた自分にとって、いくら実家と言われても
馴染む事も出来ず、ましてや隣近所とのお付き合いも挨拶程度・・・。
もちろん両親はそれなりにお付き合いはあるようだが・・・自分にとっての
居心地は、はっきり言ってよろしくないのが真実。
もちろん既に旧家は取り壊され、駐車場に変わり果ててしまっているが、その場所を取り巻く
山や川、竹林に杉林。あいにく近所のおじさん達が耕していたこんにゃく畑は
跡形もなく雑木林に変わっているが、他の目に映る景色は子供の頃とさほど変わる事もなく
ついつい足が向いてしまう、懐かしい場所。

玄関を出て、右手にそびえる山の頂上には、日尾城というお城があったらしく、
何度かそこまで山の斜面を這い上がり、城跡と呼ばれている場所で子供心に
その時代のお城の形状やそれを包み込む風景などを、真剣に想像したり、
誰も来ない寂しい山の上で、麦茶飲みながら幾時間でもその場にしゃがみ込み、
何か不思議な出来事でも起きないものかと、ドキドキともワクワクともいえる
胸の高まりを抑えつつ、うす暗くなるまで瞑想をしていたものだった・・・・。
とにかく、一人が好きだった…変な子。

尾根伝いに歩くと、観音山がそびえている。
そびえるなんて、大げさな言い方だが実際は698mしかないお山なのだが、小さな頃の僕たちには
富士山よりも、武甲山よりも親しみのある存在だった。
三田川地区から眺める形状よりも、倉尾地区から眺める方がカッコよく、
図工の時間で、風景画といえばこの山をひたすら描いていたように思う。

裏窓を開ければ、手の届く所に藤倉川が流れ、この川でヤマメやイワナの釣りを覚えた。
子供の頃から変わり者で、あまり人と吊るんで遊ぶ事が苦手だった自分は、
何とか下手くそな嘘をつき、野球やらサッカーのお誘いをかわし、
誰もいない川と山に潜り込んでいたような子だった・・・。

この年になっても、川に頻繁に通う事を、沢山の人に不思議がられる。
そんなに釣りって楽しいのか!?
どんだけ魚を釣りたいのか!?

・・・・・どちらも間違いではないが、もう少し厳密にいえば、川にいる事が目的なんだと・・・。

山も同じ、山に行く事、山にいる事が目的なんだと思う・・・。

c0136486_14152244.jpg

トレッキングや登山を本格的に始めたくなったのも、別に不思議なことではなく、
釣り同様、小さな頃から何一つ変わっていない唯つの遊びなのであります。

1時間ちょっとで登れる山でも、子供の頃と同じく山頂でひとり思いに耽る事や、
麦茶に変わり、ドリップコーヒーを啜っている姿は、どう映っているのだろう!?
ちょん髷結った、日尾城のお殿様の亡霊でも、観音山の山神様でも・・・そこのおおきなブナの木の精霊でも
いいから、感想聞かせて!?  なんて思いながら一休みする山頂も、なんだか心地いい(w
c0136486_1439262.jpg

夏も終わり、足早な秋がすでに・・・

山の奥では、数少なくなったセミが、最後の足掻きのような泣き声でミンミンを絞り出している。

少しだけ色の変わりだした葉が、そんなミンミンを諦めさせるように赤とんぼを休ませている。

c0136486_14492346.jpg

和田アキ子より大きい!?
c0136486_14511963.jpg

だいぶ昔に廃校になった母校の倉尾中学の生徒さんの製作らしい。
何が来るって!??
天狗!??
c0136486_14533919.jpg

恋人…捨てません  捨てた事、一度もありません・・・はい・・・。
いつも、捨てられてます・・・。
c0136486_14551171.jpg

紅葉がちょうど良い頃、栗ごはんのおにぎり持ってここに来たい。


日尾城のお殿様は、かなりの酒豪だったらしい。
敵に攻め込まれた時も、来客とお酒を飲み、
へなちょこさん状態で、兵の指揮がとれず、奥さんが代わって
多くの兵を誘導して戦ったようです。
そのお殿様の住むお城の真下に住んでいた僕のご先祖様。
一番近い家だったので、それなりにお城に仕えていたんだろうな・・・。
酔って、色々言われたんだろうな・・・。

今の自分と照らし合わせる・・・。

似てる…(汗

その後、お殿様は反省し、禁酒したらしいが、現世の僕のお殿様は・・・無理ね・・・(涙
誰だかは、ご想像にお任せいたします・・・。

まだまだ、歩きます♪
[PR]
by summerdun | 2013-09-13 15:23 | 風景・雲・空・やま

ぶらり・・・

c0136486_18101338.jpg

最近、ちょっと疲れ気味なので、
車走らせて三峰まで・・・

特に何をする訳でないのだけど
時々足が向いてしまうのです。

鳥居
土道
街灯
木のトンネル
夕方

子供の頃なら、恐くて泣いて嫌がったろうが
この年になると、不思議と懐かしく風情があって
なぜか噛み締めるように歩いてしまう
こんな風景・・・。


怪奇現象とか心霊現象
そんな現象ではなく、
街灯の下に
のっぺらぼう カラ傘のお化け・・・
そんなのが出てきそうで
なんだかワクワクしてしまいます(笑)

c0136486_18214053.jpg


秋の紅葉を待たず、散り急いだ青葉たち・・・

霧雨と微かに吹き付ける風が
なんだか演出を増し
優しく癒してくれます。

竿を持たずに歩く田舎道。
色々なストーリーが浮かび上がるし
色々なヒロインも発見できます。


今週もパワー全開!

三峰ありがとう!
[PR]
by summerdun | 2011-06-01 18:33 | 風景・雲・空・やま